今回、東海地方を直撃して至る所で被害を出した台風18号
人々の生活とっては恐ろしいことばかりなのだが
自然にとって実は意味のある減少だったりもする。
近年、各地で問題となっている海岸の浸食は河川にダムや堰を設けて治水、利水、防災に役立てているのだが
こういった自然に逆らったものの建設により海に流れ出るはずの砂が減少してしまっているのだ。
何年も海に通っていると分かるのだが砂浜が減少し隠れていた岩などが露出してしまったところも数知れずある。
台風は海岸線にとって砂を運んでくれる大きな役割りがあるのだ。
山から削られた土砂が川の流れによって細かく砕かれ海へ注ぐ。
そして台風などの大きな勢力によって再び陸地に押し戻され、その一部は山へと戻される。
全て自然と言うのは上手く出来ているものだ。
人間がその摂理を変えてしまうので色々な問題が起きてくるということも考えねばならないことだ。
台風の発生率が上がっているのも地球温暖化による現象なのだからね。

PR